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かえでの農業語録

かえでの農業語録

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新規就農!農業勉強!
かえでと一緒に農業語録を学ぼう!

農業素人“かえで”が勉強のためにTwitterで発信する、農業に関連するワードを【農業語録】と題してまとめました。今後も追加していきますので、ぜひご活用ください。

カテゴリー分け、五十音順(英語表記が先)です。カテゴリー分けの目次から好きなワードへ飛べるようになっています。

カテゴリーから探す

農業

4Hクラブ

農業青年クラブ。将来の農業を支える20~30代前半の若い農業者が中心となった組織。農業経営に関する課題の解決方法の検討、より良い技術を検討するためのプロジェクト活動、消費者や他クラブとの交流、地域ボランティア活動を行う。日本全国に約850クラブ存在。農業の改良と生活の改善に役立つ腕(Hands)を磨き、科学的に物を考えることのできる頭(Head)の訓練をし、誠実で友情に富む心(Heart)を培い、楽しく暮らし、元気で働くための健康(Health)を増進するという、同クラブの4つの信条の頭文字を総称したもの。

農業

6次産業

1次産業従事者が、その生産(1次産業)に限らず、さらに加工(2次産業)、流通・販売(3次産業)にも主体的かつ総合的に関わること。 各産業の単なる寄せ集め(足し算)ではなく、有機的・総合的結合を図るとして掛け算であると今村が再提唱している。

スマート農業

AI

人工知能の略。英語は「Artificial Intelligence」。農業においては、野菜の色や形状などから収穫時期を導き出したり、害虫の場所を特定したりする画像認識、気温や湿度などに応じて作物にとって最適な環境を選び出すといった活用方法が研究されている。

法律・制度

ASIAGAP

JGAPを国際的に展開させたスキーム。JGAPの内容を包含しつつ国際的な要求も考慮した基準が定められている。GFSI(Global Food Safety Initiative)によってベンチマーク規格の一つとして承認されており、今後アジアにおけるGAP認証の主流になることが期待されている。

スマート農業

AgTech

農業(Agriculture)と技術(Technology)を組み合わせた造語。人工知能やITをはじめとした、先端のテクノロジーを農業に応用させること。また、農業とITが重なり合う事業や、IT技術に特化した農業分野のスタートアップのことを指すこともある。

農業

Agri Assistant

株式会社オプティムが開発した営農支援サービス。農作業記録・GAP取得支援を主に行っている。病害管理、農薬管理、AI作業支援、施肥管理などの機能を備える。農作業の状況・記録を管理者と作業者で音声共有し、負荷軽減の実現を支援。

法律・制度

GAP

Good Agricultural Practices=直訳すると「よい農業の取り組み」。一般的には「農業生産工程管理」と呼ばれる。農業において、食品安全・労働環境・環境保全などの持続可能性を確保する取り組みのこと。第三者の認証を受けて初めて取得できる。

法律・制度

GLOBAL G.A.P. (GGAP)

ドイツに本部を置く非営利組織FoodPLUS社が運営を行なっている。欧州を中心に世界120カ国以上で実施。実質上の国際規格。「持続的な生産活動」を実践する優良企業に与えられ、対象となる農作物を欧州へ輸出する際には、原則認証を取得する必要がある。

スマート農業

ICT

「情報通信技術」のことで、「Information and Communication Technology」の略。海外では「IT」よりも一般的に使われている。コンピュータを中心とした技術と、その活用方法までを指し、「IT」よりも広義な意味を持っている。

スマート農業

IPM

"Integrated Pest Management"の略。「総合防除」の意味。環境的対策・物理的対策・科学的対策・生物的対策といった様々な方法を総合的に組み合わせ、防除すること。環境や安全に配慮し、減農薬などを進めることが急務とされているが、コストや手間がかかるため課題が多い。

スマート農業

IoT

「Internet of Things」の略。日本語では「モノのインターネット」。農業においては、圃場のデータをカメラ経由でチェックしたり、畑のセンサーが取得した情報をスマートフォンで確認し、水や肥料などを供給する機器をコントロールするといった活用法が進められている。

法律・制度

JGAP

農場管理の取り組みに関し、日本の標準的な農場にとって必要十分な内容を網羅した基準となっている。現在、日本で最も普及しているGAP認証制度。日本独自の制度だったが、その内容をもとにアジア圏までを含むASIAGAPへとシフトしている。

スマート農業

Raspberry Pi

ARMプロセッサを搭載したシングルボードタイプのコンピュータ。英国ラズベリーパイ財団によって開発された。日本語では「ラズパイ」と略される。ユーザー自身でIoT機器の制御などを簡単に行うことが可能で、農業用センサーの制御などに活用している農家も増えている。

スマート農業

Sigfox

フランスのSigfox S.A.が提供しているIoT用のLPWA通信規格。グローバルで72か国(2020年11月)に展開。日本ではKCCSがを独占展開。低消費電力とカバー領域の広さが特徴。価格も低く抑えられ、長距離の伝送も可能なため、物流IoTや農業IoTなどへの利用が期待されている。

酪農

ふん尿処理物

酪農場のふん尿処理物は、堆肥・スラリー・メタン発酵消化液のおよそ三種類に分けられる。全て肥料として活用することができる。 堆肥は平均水分率73%、スラリーは92%、消化液は95%。水分率が高いほど肥料成分の濃度は薄まり、同じ量を散布しても養分料は異なる。

農機具

アームロックトラック

油圧シリンダー駆動のアームによってトラックのコンテナ等の積載物の装着・分離を作業者一人で行なうことができ、積荷のダンプ排出ができるトラック。農業分野では主に2~4tクラスが畜産排泄物、堆肥等の農業資材や農産物の運搬に利用されている。

酪農

カーフハッチ

生後2~3カ月齢までの子牛を1頭ずつ屋外で収容・飼育する小屋。事故・疾病予防のために最も肝心な生育初期期間を過ごす施設。設置場所の選定が重要で、敷料交換など十分な日常管理が必須。この月齢を超えた育成牛群飼施設をスーパーカーフハッチという。

環境・SDGs

カーボンニュートラル

環境用語のひとつで、日本語にすると「炭素中立」。何かを生産したり、人為的活動を行った際に、排出される二酸化炭素と吸収される二酸化炭素が同じ量であるという概念。 バイオマス発電・バイオガス発電はカーボンニュートラルに繋がるとされる。

スマート農業

クラウド

”cloud computing”の略。農業の分野においては、温度・湿度の管理や、経験や勘に頼っていた農作業のノウハウをデータ化して、PCやスマートフォンからそのデータを呼び出すといったサービスに用いられ、素人でも農作物を生産できるようにすることを目指している。

農機具

コンバイン

複式収穫機、コンバイン収穫機とも呼ばれる。 穀物の収穫・脱穀・選別をする農業機械。アブラナ・大豆・米・トウモロコシなど、植物の種子の刈り入れと脱穀・選別を同時に行うことができる。 日本稲作で主に使われるのは、自脱型コンバインと呼ばれる。

酪農

サイレージ

牧草や飼料作物を原料としてサイロに詰め込み、乳酸発酵させた飼料。この過程では材料のpHが低下し、それにより他の細菌の増殖が抑制されて変敗が防止される。 代表的な原料は、牧草(イネ科やマメ科)やコーンなど。日本では自給飼料生産の主流となっている。材料の乾物率が、30%以下は高水分サイレージ、30~40%は中水分サイレージ、40%以上は低水分サイレージ。高水分サイレージは、発酵品質が低くなりやすく、それを防ぐため、サイロ詰み込み前に多少乾燥させたり、蟻酸や乳酸菌などの添加物を利用することが有効。サイレージを保存するため、タワーサイロなどの固定式サイロが利用されてきたが、材料の詰込みに労力がかかることが難点。近年は省力的な方法として、ロールベーラなどの機械で材料を成形し、ストレッチフィルムで密封するロールベールサイレージが普及している。

酪農

サイロ

空気を遮断した気密性・圧密性を保ち、嫌気性発酵を維持持続させ、牧草・トウモロコシなどの飼料作物や飼料資源をサイレージ調製および貯蔵する機能をもつ構造物。内部でサイレージを調製・貯蔵し、安定・安価・簡便な自給貯蔵飼料調製技術の中核となっている。材料の質量による圧密を期待して数m~20mもの高さを有する「垂直型サイロ」と、重機・トラクタ等を用いて圧密作業を行なう「水平型サイロ」に大別される。近年では、混合飼料を含む飼料流通のためのバッグサイロ・ラップサイロの普及により、それらを包括する名称として可搬式サイロが加わった。現在では、この非構造物容器型サイロが増加している。作業機械や気密保持材料の開発により、サイロは常に進化している。

スマート農業

スマート農業

ロボット技術や情報通信技術(ICT)を活用して、省力化・精密化や高品質生産を実現する等を推進している新たな農業のこと。農作業における省力・軽労化を更に進められる事が出来るとともに、新規就農者の確保や栽培技術力の継承、食料自給率の向上等が期待されている。

酪農

スラリー

乳用牛のふん尿の水分含量は80%程度で、トロトロの状態。この状態をスラリー状という。バイオガス発電の燃料となる。水分調整剤を加えて発酵処理を施すことで、堆肥となる。

スマート農業

ドローン

無人航空機の総称。GPSやジャイロセンサーなどを利用して、障害物等を検知し、安全に飛行できるように進化。農業用ドローンは、本体に搭載したカメラにより地表の作物の生育状況などを撮影したり、積載した農薬や肥料を広範囲に散布したりするドローンが登場している。

スマート農業

ドローンコネクト

ドローンパイロットに対して、ネット経由で業務を依頼できるマッチングサービス。農業分野では、圃場生育モニタリング、農薬散布などのメニューがある。 経験豊富な登録パイロットが、全国に約100名スタンバイしている。

農機具

ハーベスター

農林業において、作物の収穫や樹木の伐採を行う機器の総称。「ハーベスタ」とも呼ばれる。 米・大豆などの収穫に使う「コンバイン」も、広義ではハーベスターの一種。 ジャガイモ・テンサイ・家畜用飼料などのハーベスターがあり、各々の作業に適した構造を有する。

環境・SDGs

バイオマス発電

木材などの廃棄物を、木質チップや木質ペレットに加工した物をバイオ燃料と呼ぶ。バイオ燃料を燃やして出る熱で水蒸気を作り、タービンを回すことで発電する。仕組みとしては、火力発電や原子力発電と一緒。 バイオガス発電と比較すると、コストが高くなる傾向。

農機具

プラウ

歴史に記録される中で最も基本的な道具であり、農業技術の進歩において代表的なもの。 プラウは土を耕すことを意味し、耕起する農業機械の代名詞として用いられている。 大きくボトムプラウとディスクプラウの2種類があり、土の反転性や破砕性・適用地域等に相違がある。

酪農

ホルスタイン

日本の代表的乳用牛。日本に初めて導入されたのは1885(明治18)年。本種の原産地は、オランダの北西部からドイツの北部にかけての地方。ヨーロッパ各地で改良された。体格は国による違いが大きい。寒さには強いが、暑さには弱い。

環境・SDGs

ポップス(POPs)

Persistent Organic Pollutants=残留性有機汚染物質。難分解性・高蓄積性・長距離移動性・有害性(人の健康・生態系)を持つ物質のこと。地球規模の汚染が懸念され「残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約」(POPs条約)が2004年5月に発効されている。

農機具

ロールベーラー

牧草や藁などをロール状にまとめるための作業機。牧場などで見かける家畜の寝床(麦稈ロール)や、家畜のエサとなる牧草ロールなどを作れる。 現在ではロールベールの直径が50cmの小型から直径1.2~1.8mの大型までバリエーションがある。

酪農

一卵性双子

1個の受精卵に由来する双子。遺伝的な背景が同じ。牛の双子は二卵性が多く、一卵性双子は双子全体の10%かそれ以下。一卵性双子は姿、形が似ているだけでなく、発育や泌乳性が似ているので、肉用牛の雄牛選抜や乳牛などの飼料の比較試験に用いることもある。

酪農

一年一産

畜産用語。牛の分娩期間の目標。妊娠期間が280~290日ある牛において、356日の分娩間隔(=1年ごと)に1産することが繁殖の目標とされてきた。空胎日数は75~85日とする必要があり、少なくとも分娩後90日以内には受胎させなければならない。肉用牛だと、繁殖用雌牛の飼養目的は主に子牛の生産なので、平均としてこれができれば理想的。分娩間隔は短いほど生産効率が向上する。そのため、11カ月で1産を実現すべく、人工哺育により子牛を早期に離乳し、分娩後の肉用牛の繁殖機能回復を早める方策が取られることも。乳用牛では、主な飼養目的は分娩後の牛乳の生産である為、肉用牛とは異なる。分娩後305日間搾乳をし、その後60日は乾乳期間(分娩前の搾乳休止期間)として次の分娩に備えるというサイクルが標準とされてきた。近年の育種改良・飼養管理技術の進歩は、大幅に乳量を増加させ、乳牛での一年一産は不可能になりつつある。原因は、高泌乳化に伴う分娩後の繁殖機能回復の遅れが大きく、現代の乳牛の生産性(乳量)に合わせた形での、新たな分娩間隔の設定が必要と考えられている。

法律・制度

一村一品運動

各地域が主体的に特産品を作り、地域を振興しようという運動。大分県の平松・元知事が提唱し、関あじ・豊後牛・大分麦焼酎など、日本全国に通用するブランドを生み出した。 この運動は、日本の他の地域や、タイ・中国などの外国にも広がりを見せている。

農機具

乗用トラクター

耕耘・施肥・播種・運搬等を行なう作業機を装着して牽引作業や駆動作業を行なうために使用される車両。 トラクタの寸法や質量は、搭載するエンジン出力とともに大きくなる。質量については、40kWのもので2~3t弱、80kWのもので4~6t弱。オペレータ座席を中心として、周囲にハンドル・計器盤・操作レバー・ペダル類・前方にエンジンを配置し、走行装置として車輪を組み合わせた形態。

酪農

乳用牛

家畜化された牛のうち、特に乳の出る量が多くなるように品種改良された牛のこと。 19世紀末に政府では、エアシャー種・ブラウンスイス種・シンメタール種を奨励したが、民間ではホルスタイン種が導入された。現在、国内で飼養されている乳牛品種の99%以上はホルスタイン種。

酪農

乳量

4分房の搾乳で得られる合計の乳の量。一乳期の乳量の総計を総乳量といい、分娩後8~305日(または365日)が泌乳期間とされる。泌乳期間中の日乳量は一定ではなく、分娩後次第に増加し、6~8週間後に最高値に達し、その後減少する。その変化は泌乳曲線によって示される。

酪農

乾乳

次の分娩に備えて搾乳を停止すること。分娩前はもちろん、空袋乾乳の状態の牛を乾乳牛という。分娩のために乾乳を必要とする理由は、泌乳期に疲弊した母体の体力の回復、急激に成長する胎子への栄養補給、乳腺組織の新生のためなど。乾乳期間は50~60日に設定することが、次乳生産にとって最も望ましいとされている。分娩等のため乾乳の必要な時期が近づくと、泌乳を促進する濃厚飼料やサイレージの給与量を減らし、できる限り乳量を減らすよう調節し、搾乳を停止する。乾乳期前半は粗飼料主体で飼養し、後半からは徐々に濃厚飼料の給与量を増やし、分娩・泌乳に備える。最近では、乾乳期を全く設けない飼養形態も提唱されているが、一般的な技術となるまでには、さらなる研究が必要。

環境・SDGs

二酸化炭素

化石燃料(石炭・石油・天然ガスなど)の大量消費と森林伐採によって大気中のCO2濃度が増えてきている。化石燃料は、今から約2億年前の古い時代の植物が変化したもので、限りある資源。燃焼によって、炭素と空気中の酸素が結合し、二酸化炭素(CO2)が発生する。

酪農

人工乳

消化性の高い穀類を配合し、それにビタミン・ミネラル・その他栄養素を添加した、離乳用の配合飼料。子牛用の人工乳をカーフスターターという。形状は粉状またはペレット状のものが多く、子牛には消化性が高く、また嗜好性に優れている。人工哺育の場合、子牛に液状飼料の長期間給与は管理が煩雑、消化機能の発達の遅れ、飼料費が高くなるといった問題があり、離乳を早期化することが必要。そのために開発された飼料である。牛、豚では7日齢前後から液状飼料と併用しながら給与し始め、少しずつ増給する。

酪農

人工哺育

出生後なるべく早く子畜を母畜から離し、液状飼料(全乳・代用乳)を人為的に給与する飼養管理技術。現在ほぼ全ての乳用牛は、人工哺育による早期離乳によって育成され、肉用牛は自然哺育が一般的だが、胚移植により乳用牛から生まれた黒毛和種では人工哺育が行なわれる。

農業

元肥

施肥についての法則のひとつ。 施肥量の増加によって作物の収量は増加していくが、その増収効果は施肥量の増加に伴ってしだいに小さくなるという原理。このため、最高収量をあげるための最大施肥量と最大収益をあげるための経済的施肥量との間に食い違いを生ずる。

法律・制度

全国新規就農支援センター

全国農業会議所内にある新規就農についての相談窓口のこと。WEB上でも様々な情報を公開している。 農業を仕事にしたい人へ向け、研修場所・求人情報・支援情報などを公開している。

酪農

初産牛

発育した胎子の分娩を初めて経験した雌牛のこと。分娩した産子の生死・数は関係ないが、娩出された胎子が子宮外で生活能力をもつ前の未熟な状態であった場合は、流産とし初産に数えない。産子が子宮外で生活能力を有するようになる最短妊娠期間は240~270日とされる。初産では、代謝病など分娩周辺時に障害が起こりやすく、分娩後の乳量が少ない。母牛の体に対し胎子の割合が大きいことで難産になりやすく、これを回避すべく、ホルスタイン種では胎子の体格が比較的小さい黒毛和種を初回に授精・胚移植することも行なわれている。

酪農

受精卵移植

受精卵を提供する動物から受精卵を採取し、体外で凍結などの操作を行った後に、代理動物に移植して、動物個体を生産する技術。 牛は1年1産なので、雌の生殖細胞である卵子を代理牛に移植することにより、多くの産子を生産することが可能。雌牛に卵子を多量生産させる過排卵処理技術、受精卵を生殖器から採取する技術、採取した受精卵を検査・処理・凍結するなどの体外操作技術、それを雌牛に移植する技術が必要。近年、乳用牛・肉用牛の人工授精受胎率は低下。1年間に行なわれる日本の牛の受精卵移植の状況は、供卵牛(ドナー)が約1万5千頭、移植頭数が約5万2千頭、生産子牛数が約1万6千頭である。品種別にみると黒毛和種をドナーとし、受卵牛をホルスタイン種とする受精卵移植が50%以上を占めている。 牛の受精卵移植の技術体系は、北米で先行して確立されたもので、能力の高い母牛を選んで多数の受精卵を採卵しそれらを一度に移植できることから、人工授精と比べて、高い能力を持つ個体をより短期間で選抜・増殖できる。現在、日本での実施頭数は、世界有数規模に達している。移植頭数で見ると、日本はアメリカに次ぐ実績数で、その数はブラジル・オーストラリアなど世界的な牛肉生産国の実績を大幅に上回る。

法律・制度

国際植物防疫年

2018年12月に開催された第73回国連総会にて、2020年を「国際植物防疫年」とする決議が採択された。 植物防疫が飢餓撲滅・貧困削減・環境保護・経済発展の促進にどう結びついているかについて、世界的な認識を高めることを目指している。

酪農

堆肥

藁・枯れ草・枯れ葉・藻類などの植物や、家畜のふんを堆積して発酵させたもの。土の中に含まれる植物の生育に有効な微生物を増やし、土を肥沃にするために使われる資材になる。古くから利用され、とくに植物性のものは自作も難しくない。

農業

報酬漸減の法則

植物の種まきや苗の植え付けに先立って与える肥料。遅効性で長期間肥効が続く肥料を使う。基肥ともいう。元肥は初期生育を確保するために行うものである。基肥量は使用する肥料の種類・各地の土壌・気象条件・品種によって異るので、 過量にならないようにする。

農機具

小型特殊自動車

フォークリフト、農耕トラクタなど。形態・構造・用途などが通常とは異なる自動車で、小型のもの。 運送車両法・道路交通法で大きさ・排気量・最高速度が定められていて、いずれかを超えると大型特殊自動車に分類される。

法律・制度

就農支援制度

新規就農者が農業を始める上で活用できる、国が設置している制度。青年就農給付金・就農支援資金などがあり、住居や耕作地の取得・学習準備・機材の購入などに利用できる。融資制度の場合は、計画を提出して審査を通過しなければならない。

法律・制度

就農準備校

既存の民間研修機関を活用して解説された、在職中でも、座学・実技を通じて農業技術や経営方法を学ぶことができる研修サービス。誰でも申込が可能。 地域によって種類は異なるが、短期間(3日~1週間)の体験コースや3ヶ月コースなど、期間を選択することができる。

環境・SDGs

持続可能な農業

農業に関する環境問題には、農地開拓のための自然破壊、作物栽培にのための水の過剰使用、農薬による土壌汚染や水質汚染など、多様で深刻なものもある。これらの問題を、有機農法や、ICT技術を利用したスマート農業などを取り入れ、解決していこうとする取り組み。

酪農

搾乳

牛の乳を搾ること。搾乳作業は機械化されているが、酪農家の管理労働時間の40%以上を占め、毎日2~3回、一度も欠くことができない作業。 搾乳はミルカで行なうものの、作業者による技術が、乳量や乳質などに影響する。乳の排出を促すホルモン(オキシトシン)を分泌している状態で行わないと、乳頭や乳房組織を痛める可能性があり、手早く作業する必要がある。牛は驚いたり、恐怖心を持つとアドレナリンが分泌し、血管が収縮して血流量が少なくなり、オキシトシン量が減少する。また、アドレナリンは乳腺胞とオキシトシンとの結合を直接阻害し、乳汁排出反射が抑制される。それの結果、搾乳速度が遅くなる。 効果的な搾乳方法としては、乳牛にアドレナリンを分泌させずに、オキシトシンの分泌ピークにミルカを装着すること。また、乳房炎は一番の敵であり、その原因の多くは過搾乳が関係していることから、過搾乳には十分に気をつけることが大切。

酪農

搾乳ロボット

フリーストール牛舎に設置され、1日20時間以上稼動。1台で1日180~200回ほどの自動搾乳を行ない、60頭程度の牛群の多回搾乳が可能である。近年はロボットの改良が進み、ほぼ95%以上の搾乳牛でロボット搾乳が可能となっている。

農業

整地

プラウ耕の一次耕に対して二次耕とも呼ばれ、耕起・反転した後に播種床造成の仕上げを行なう作業であり、砕土、鎮圧作業による圃場の均平化を主目的とする。 砕土作業は、耕起作業などで生じた土塊を細かく砕く作業で、ツースハロー・パワーハローなどの作業機が用いられる。

農業

施肥

作物の生育を促すため、肥料を与えること。主な目的は、土壌中で不足した養分供給を補うこと。 その効果は、作物の種類や品種・土壌の性質・気象条件・病虫害の有無、使用される肥料の種類・用量・時期・回数などにより大きく違ってくる。

農業

施肥法

肥料のやり方を施肥法という。施肥法は、それぞれの耕地が置かれている色々な条件に応じてもっとも適切に組み立てられなければならない技術でもある。施肥技術は、土壌肥料や作物栽培の知識ばかりでなく、気象や経営などの知識を集めて初めて組み立てうる総合的技術である。

農業

最小養分律

施肥においての法則のひとつ。 植物が健全な生育を営むためには、作物が必要とする養分の中で、そのうち一成分が不足しても生育は悪くなり、たとえ他の養分が豊富に供給されていても、植物は最も不足している養分によりその生育を支配されるという原理。

農機具

油圧ホース

油圧を動力とする機械(工場設備や建設機械など)に多く採用されているホースのこと。油圧の力を伝える為に、油圧機械には必要不可欠。一般的なホースよりも肉厚なゴムホースが採用されている。様々な種類やサイズ、規定が存在し、使用される口金も多種多様。

環境・SDGs

消化液

液状の有機肥料。バイオガスプラントで生成される。即効性のある肥料成分「アンモニア性窒素」が豊富。臭気の原因物質が大幅に低減されている。大腸菌・サルモネラといった病原菌はほぼ死滅するが、作物の病害抑制効果のある有用菌のバラシスは一定量が残存する。

環境・SDGs

温室効果ガス

大気圏にあって、地表から放射された赤外線の一部を吸収することにより、温室効果をもたらす気体。水蒸気・メタン・一酸化二窒素・フロンなどが該当するが、中でも代表的なものは二酸化炭素。温室効果ガスは、地球温暖化の主な原因とされている。

酪農

濃厚飼料

牧草やわらなど繊維質が豊富な粗飼料に比べ、たんぱく質・炭水化物・脂肪などの栄養素を多く含み、繊維質が少ないのが特徴。乳牛は、この濃厚飼料が大好物で、粗飼料と一緒に与えても、濃厚飼料だけを選んで食べようとすることもある。

酪農

生涯生産性

泌乳牛の初産時から最後の泌乳期までの産乳量。泌乳量は、およそ5~7歳時に最高の能力を発揮する。酪農家が利益を上げるためには、生涯生産乳量を増やす必要があるが、近年日本では泌乳牛の平均産次は3産を下回り、能力を最大に発揮する前に生産を終えている状況。

スマート農業

画像解析技術

ドローンやカメラなどで撮影した画像データを、色や形状などをもとに、画像処理解析技術とAIによって解析する技術。作物の生育状況や農地の状態、病害虫や雑草の種類などを判断することにより、経験の浅い営農者でも、適切なタイミングでの作業を行いやすくする。

酪農

移行期

乳牛は、分娩→泌乳→乾乳→分娩というサイクルを繰り返す。乾乳してから分娩後1カ月までの期間、または乾乳後期である分娩21日前から分娩後1カ月までの期間を「移行期」と呼ぶ。移行期には、胎子の発育に伴う栄養要求量の増加、栄養素配分の優先順位の変化、泌乳開始による栄養摂取量の不足、子宮・卵巣機能の回復など、生理・栄養・繁殖に関連した変化が劇的に起こるため、移行期の飼養管理はその後の乳生産、繁殖成績などを大きく左右する。分娩直後は乳生産に要するエネルギー量が急激に増加するため、摂取量が要求量に追いつかず体脂肪が動員され、脂肪肝・第四胃変位などを発症し、乳生産の低下・卵巣機能回復の遅延が起こることも。分娩前後には免疫力も低下するため、乳房炎などの疾病も起こりやすいため、注意が必要。

農業

第一次産業

産業を3部門に分類した場合の一区分。 自然界に対してはたらきかけ、作物を作ったり採取する産業。 農業・林業・鉱業・漁業(水産業)が当てはまる。 就業人口構成比は、1950年代以降、一貫して減少し続けていて、就業者の高齢化や後継者不足が深刻な問題になっている。

酪農

粗飼料

飼料の中でも、生草・サイレージ・乾草・わら類等を指す。 反芻家畜にとって粗飼料は反芻胃の機能を維持するために不可欠。主要なエネルギー・栄養素補給源となる。一般に栄養価は濃厚飼料に比べ低く、繊維含量が高いため、重量当たりの容積は濃厚飼料よりも大きい。

農業

耕起

農業において、土を掘り返したり反転させたりして耕すこと。田畑に作物を植え付ける前段階として実施される。主に、農機具や各種農業機械などを使用して行う。 そのままでは作物の栽培に適さない土壌の表土の破砕によって土壌を柔らかくし、乾土効果をもたらす。

酪農

肉用牛

肉利用を目的に改良・増殖されている牛の総称。 1944(昭和19)年に黒毛和種、褐毛和種、無角和種が品種として、1954(昭和29)年には日本短角種が品種として認められた。現在飼養されている和牛の中で黒毛和種が約95%と多くを占めている。

スマート農業

自動除草ロボット

草刈機は人の手で操作するのに対し、こちらは自律走行しながら、栽培している作物と雑草を見分けてで除草する農業機械。水田用・畑地用・畦畔用など様々なタイプがある。この技術は農業以外に、太陽光発電所や公共施設などの定期的な芝刈りにも活用されている。

法律・制度

認定就農者

新規就農を希望するものが、就農計画認定制度に基づき自らの「就農計画」を作成し、都道府県知事に提出し認定を受けたもののこと。 就農計画には、自らの経営の目標・就農準備・資金計画・事業計画などを記載する。

スマート農業

農業ロボット

力仕事を受け持ったり、繊細な作業をこなすなど、労働力の改善のための活用が期待され、様々なメーカーで開発が進められている。農産物の自動収穫ロボットのように全く新しいロボットや、トラクターに追加する形で生まれたロボットトラクターまで幅広い。

農業

追肥

追肥は、植物の生育途中の過程で施す肥料。化学肥料や液体肥料の速効性がある肥料を使うが、樹木のように長期間生育するものには、遅効性で長期間肥効が続く肥料を使うのもよい。生育調整と後期生育維持を目的として行うもので、生育診断により施肥時期 ・施肥量を決定する。

酪農

離乳

哺乳動物の子畜が液状飼料を飲むことをやめ、牧乾草や穀類など固形飼料のみの採食で発育が可能となること。出生後の子畜の消化管は液状飼料の消化吸収に適した形態・機能になっている。出生後、一定期間経過すると、子畜の消化管機能は固形飼料の消化吸収が可能となる。牛は、出生直後は第一胃が未発達で飲んだ液状飼料は第四胃で消化吸収されるが、早期離乳では1週齢頃より人工乳と乾草を給与し始める。その後徐々に増給し、第一胃の発達が促進され、6週齢頃には固形飼料のみの採食に適するようになる。

法律・制度

青年等就農資金

新規就農者の定着を図るため、無利子の資金を融資することで営農に必要な機械や施設の設備などを支援する制度。対象者は、農業を初めてから5年以内で、一定の要件を満たした「認定新規就農者」で、個人・法人は問わない。 限度額:3,700万円 償還期限:最長12年間

環境・SDGs

食料自給率

国内の食料消費が、国産でどの程度賄えているかを示す指標。特定の品目ごとに算出する品目別自給率と、食料全体について共通単位を揃えることにより計算する総合食料自給率がある。総合食料自給率は、熱量で換算するカロリーベースと金額で換算する生産額ベースがある。

酪農

黄体遺残

妊娠していないのに卵巣に機能的な黄体が存在し、長期間無発情を示す。牛(特に乳牛)に多い。原因の一つは、子宮内の異物による黄体退行因子の産生阻害。妊娠中に何らかの原因により胎子が死亡し、これが子宮内に留まった場合や、子宮蓄膿症などの場合に発生する。妊娠していないのに卵巣に機能的な黄体が存在し、長期間無発情を示す。牛(特に乳牛)に多い。原因の一つは、子宮内の異物による黄体退行因子の産生阻害。妊娠中に何らかの原因により胎子が死亡し、これが子宮内に留まった場合や、子宮蓄膿症などの場合に発生する。鈍性発情における黄体期と鑑別するため、約10日の間隔をおいて再検査し、黄体の存続を確かめたうえで診断する。超音波画像診断や血液中(あるいは乳汁中)のプロゲステロン濃度測定による、黄体機能検査の併用も有用。治療は、プロスタグランジンF2αの投与が有効。

酪農

黒毛和種

日本の代表的肉専用牛。黒毛和種と名称が決定したのは1944(昭和19)年。毛色の他、鼻鏡・舌・蹄も黒で、毛先はやや褐色。メスは体重450㎏前後で体高130㎝前後、オスは体重720㎏前後、体高145㎝前後。枝肉歩留62 %程。肉質は世界最高と称され、筋繊維が細く、脂肪沈着は密。

環境・SDGs

4パーミル・イニシアチブ

フランスが2015年のCOP21で提唱した、農業の脱炭素手法。農地の地表から30-40㎝の土壌の炭素量を、年間で4パーミル(0.4%)増やし、大気CO2の増加量を相殺し、温暖化を防止できるという考え方に基づいた国際的な取り組み。

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お問い合わせ

募集要項

【北海道帯広市勤務】農機の点検・設備スタッフ(業界最高水準の福利厚生)

雇用条件 正社員
仕事内容

農業機械の修理や整備が基本的なお仕事です。
農業機械にも様々な機械が存在しており、それぞれの機械に応じた知識や技術を駆使して、お客様の使用する機械の整備や修理を担当します。

  • 農業機械の整備・修理業務・組み立て
  • 短期の出張を伴う修理業務
  • お見積もりのお届け

整備した農業機械が農家さんたちを助け、北海道の農業や生活を助けるやりがいのあるお仕事です!

給与 年収:400万円~600万円(経験年齢を考慮します)
※業績に応じて、特別賞与あり
諸手当

①家族手当
配偶者(0,8万円~1万円)
※お子様の人数に上限はありません

 

②マイカー通勤支給
所得税法上の非課税限度額を距離に応じて支給

  • 片道2km以上10km未満:4,200円
  • 片道10km以上15km未満:7,100円

 

③住宅手当
寮や社宅以外の方(上限2万円)

 

④勤続手当

  • 3年目3万円
  • 5年目5万円
  • 10年目10万円
  • 15年目15万円
  • 20年目20万円

※勤続手当は年1回支給

 

⑤役職手当
5,000円~5万円

資格・経験

下記いずれか1つ以上必須

  • 機械整備の専門学校や高校を卒業している方
  • 整備士経験のある方
求める経験・スキル
  • 年齢不問
  • 経験不問
  • 未経験者歓迎
  • ブランクOK
  • U・Iターン歓迎
応募歓迎
  • メカニック経験
  • メンテナンス経験
  • 指定工場・認証工場の整備経験
  • 整備学校卒業生
  • 製造業界・工場内作業経験者
  • 自動車整備専門学校卒
  • 自動車電気装置整備士
  • 整備工場等の期間工経験者
  • ハローワーク等でお仕事を探している方
  • 組立て・検査の作業が好きな方
  • 北海道での生活を楽しめる方
待遇、福利厚生

住宅支援制度/住み込み制度
1)寮完備:自己負担額の2,5万円~3,5万円
2)社宅:自己負担額の3万円~5万円
3)寮や社宅以外:住宅手当1万円~2万円
※寮・借上げ社宅は計300戸、戸数増も計画中

  • 工具全支給
  • 作業着支給
  • 社会保険完備(雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金)
  • 傷害保険
  • 昇給・昇格有り
  • 資格取得支援制度(家畜人工授精師/家畜受精卵移植師/大特免許/作業免許/大型免許等)
  • 女性就労支援制度(時短勤務/保育所料金補助/子育て休暇)
  • 社員食堂(昼食1食300円個人負担、土日など休業日あり)
  • 社員旅行(実績 2017年:東京3日間、2019年:沖縄本島4日間)
  • スポーツジム 利用無償(スポーツクラブJOYFIT 会社契約)
  • 「タイ古式マッサージ」毎月1回(60分)無料(専属スタッフが各地を巡回)
  • 希望書籍購入、貸出図書制度有り
勤務時間 9:00~18 :00(休憩1時間)
※月残業平均時間20時間(残業手当てあり)
休日・休暇 4週8休制(年間休日105日)
※6カ月勤務後有給休暇あり(10日付与)
交通アクセス 〒 080-0013
帯広市西3条南9丁目2 セントラル十勝ビル
会社概要 株式会社嘉藤農機
設立:2020年12月1日
代表者:嘉藤 淳介
住所:〒080-0013
帯広市西3条南9丁目23番地
帯広経済センタービル西館7階
HP:https://katonoki.com
応募方法
    • エントリーフォームから応募または、以下のメールアドレスに直接、履歴書・職務経歴書を添付してください
    • お電話でのご応募も受け付けています

株式会社嘉藤農機
【採用担当】髙島(たかしま)
TEL:0155-66-9085(営業時間 / 8:00~18:00)
E-mail:info@katonoki.com(24時間受付)

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